江戸川区が区民向け自動応答サービスの実証試験をユーザーローカルと共同で実施~より子育てのしやすい街を目指して~

 株式会社ユーザーローカル(東京都港区、代表取締役社長:伊藤将雄)は、東京都江戸川区(以下:江戸川区)と共同で、人工知能(AI)を活用した自動応答システムであるサポートチャットボット(画像1)による住民向けの自動応答サービスの実証実験を2019年10月に開始することを発表します。

 江戸川区はアクセスの良さや葛西臨海公園などの周辺環境の充実度だけではなく、一般的な育児支援制度や乳児を家庭的な環境の中で愛情深く保育する「保育ママ制度」など独自の育児支援制度も充実しており、子育て世代から人気を集めています。

 実証実験ではより子育てのしやすいまちづくりを目指して、児童手当の申請方法や申請時の必要書類といった児童手当に関する質問にチャットボットが対応します。その後は利用者の質問データの蓄積によりチャットボットの回答範囲が拡大し、AIによる自動学習で回答の精度が向上していくにつれて答えられる質問が増えていきます。

 チャットボットは、問い合わせに対して24時間365日いつでも応答可能なため、土日祝日・夜間等でも受付可能な窓口が創出されることで、問い合わせる側の住民にとって、必要な情報へのアクセスにおける利便性の向上が期待できます。

【実証実験の概要】
 児童手当に関する問い合わせ等に対して、AIチャットボットによる自動応対を行います。この実験は、ユーザーローカルが提供するチャットボットシステムにより実施するものです。利用者は、江戸川区のサイト上で利用することができます。

・実証実験の実施期間
 令和元年10月25日(金)~令和2年3月31日(火)
・利用者のアクセス方法
 チャットボット専用ページ
・チャットボットが提供する情報の範囲
 児童手当に関する質問からスタートして、情報の範囲を順次広げていく予定です。

画像1
チャットボット
【サポートチャットボットについて】
 60億件を超えるSNS上の会話データの分析に基づく高度な自然言語処理技術と、テキスト解析の精度向上に特化した独自開発のAIを活用していることで、高品質な会話を実現します。ユーザーサポート業務に特化したAIチャットボットとして、業界最安値水準の低価格で提供しています。

URL: https://ai.userlocal.jp/

【ユーザーローカルについて】
 株式会社ユーザーローカルは、早稲田大学の研究をもとに生まれた、人工知能・ビッグデータ分析に特化したベンチャー企業です。アクセス解析ツールUser Insight( https://ui.userlocal.jp/ )のほか、ソーシャルメディア解析ツール( https://social.userlocal.jp/ )などを提供しています。月間100億PV以上のデータを分析しています。

・社名  株式会社ユーザーローカル
・所在地 東京都港区芝5-20-6
・代表者 代表取締役社長 伊藤将雄

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