スタッフサービスグループが年末調整の問い合わせ対応にユーザーローカルのAIチャットボットを採用
~600時間の工数を削減し、派遣スタッフへの対応を充実~

 株式会社ユーザーローカル(東京都港区、代表取締役社長:伊藤将雄)は、スタッフサービスグループ(東京都千代田区、代表取締役社長:阪本耕治、以下:スタッフサービス)の派遣スタッフからの年末調整の問い合わせ対応効率化を目的として、人工知能(AI)を活用した自動応答システムであるサポートチャットボットを11月より提供開始したことを発表します。

ユーザーローカル サポートチャットボット
URL: https://chatbot.userlocal.jp/

 人材総合サービスを全国で展開するスタッフサービスは、同社のサービスを通じて就業する約8万人の派遣スタッフから、給与や保険に関する各種問い合わせなど月に約2万件が寄せられています。加えて、年末調整の時期は月に約3万件の問い合わせが寄せられ、派遣スタッフからの電話が繋がりにくい時間帯が発生していました。

 そこでスタッフサービスでは年末調整の問い合わせ対応を効率化するため、ユーザーローカルのサポートチャットボットを採用しました(写真1)。派遣スタッフの年末調整に関する疑問をチャットボットで自己解決することで問い合わせ件数を削減し、個別対応が必要な問い合わせへ丁寧な対応が可能となります。スタッフサービスの試算では、年末調整関連の問い合わせのうち、約1万2千件をチャットボットで対応することで、600時間の工数を削減できると見込まれています。問い合わせを削減することで、電話応対部門の人員増を避けることができ、「3密」の防止にも繋がります。

 スタッフサービスのチャットボットには、派遣スタッフ専用マイページのトップページよりスマホ/PCで簡単にアクセス可能です。チャットボット上の案内キャラクターには「ねんチョウちゃん」と名前をつけることで、親近感を持ってもらい気軽に質問できるような工夫をしています。導入開始時点では、年末調整だけで130通りの回答パターンをチャットボットに学習させています。 (画像1)

 今後、スタッフサービスでは常時対応している給与関係・保険関係の問い合わせについても「チャットボット」を導入し、サポートの拡大を検討するとしています。

画像1 年末調整向けチャットボット「ねんチョウちゃん」


■サポートチャットボットについて
 60億件を超えるSNS上の会話データの分析に基づく高度な自然言語処理技術と、テキスト解析の精度向上に特化した独自開発のAIを活用した、高品質な会話を実現するチャットボットサービスです。株式会社JTBや鎌倉市など数多くの企業や官公庁に導入されており、株式会社キタムラでは繁忙期にサポートチームの労働時間を400時間削減することに成功しています。

■株式会社ユーザーローカルについて
 株式会社ユーザーローカルは2019年に東証一部に上場(証券コード:3984)した技術ベンチャー企業です。「ビックデータ×人工知能で世界を進化させる」というビジョンのもと、数多くの企業や官公庁の業務効率化やマーケティングの支援を行っています。
・社名  株式会社ユーザーローカル
・所在地 東京都港区芝5-20-6
・代表者 代表取締役社長 伊藤将雄

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