株式会社ユーザーローカル(東京都港区、代表取締役社長:伊藤将雄)は、ディープラーニングによって音声から感情を読み取る「音声感情認識AI」を11月19日から無償提供開始することを発表します。マイク付きPC端末のWebブラウザ(Google Chrome、FireFox、Edge)でこのサイトにアクセスし、数秒の声を録音するだけですぐに利用可能です(写真1)。
■ユーザーローカル音声感情認識AI
URL: https://emotion-voice-ai.userlocal.jp/
マイクで音声を入力するか、声が入ったWAV・MP3ファイルをアップロードすると、大量の音声データをディープラーニングに学習させた人工知能が「平穏」「幸福」「怒り」「悲しみ」「恐怖」「嫌悪」「驚き」の7感情に分類し、それぞれの成分を数値化したりグラフ化することが可能です。
実験として、アニメやドラマの名セリフを試したところ、以下のような結果となりました。
たとえば、今人気の映画「鬼滅の刃」煉獄杏寿郎の「よもやよもやだ 柱として不甲斐なし」というセリフは、嫌悪35%と幸せ29%の感情を含んでいるとAIは判定しました。ドラマ「半沢直樹」の大和田暁のセリフ「死んでも嫌だね」は、怒り41%、恐怖25%という結果となりました。
今後、WebAPIでの提供も検討中です。ユーザーローカルでは、これからもさまざまな人工知能アルゴリズムを提供していく予定です。
写真1
■株式会社ユーザーローカルについて
株式会社ユーザーローカルは2019年に東証一部に上場(証券コード:3984)した技術ベンチャー企業です。「ビックデータ×人工知能で世界を進化させる」というビジョンのもと、数多くの企業や官公庁の業務効率化やマーケティングの支援を行っています。
・社名 株式会社ユーザーローカル
・所在地 東京都港区芝5-20-6
・代表者 代表取締役社長 伊藤将雄