自動車メーカーのスズキ、ユーザーローカルのAIチャットボットを導入し、技術系システムに関する社内問い合わせを約50%削減

 株式会社ユーザーローカル(東京都港区、代表取締役社長:伊藤 将雄)は、スズキ株式会社(静岡県浜松市、代表取締役社長:鈴木 俊宏、以下:スズキ)に人工知能(AI)を活用した自動応答システムである「サポートチャットボット」を提供し、社員から寄せられる技術系システム関連の問い合わせを約50%削減したことを発表します(写真1)。

ユーザーローカル サポートチャットボット
URL: https://chatbot.userlocal.jp/

 スズキでは、社内の技術者向けシステムに関する問い合わせを受け付けるヘルプデスクを運営しており、日々さまざまな問い合わせが寄せられていました。特にコンピュータによる設計支援ツールであるCADについては、操作や手順の不明点があっても情報が検索しにくく解決に時間がかかるため、マニュアルを読めば解決できるような簡単な内容までヘルプデスクに問い合わせが来ていた状況でした。

 そこでスズキは、ユーザーローカルのサポートチャットボットを導入しました。サポートチャットボットは独自のAI技術を活用しているため、社内の技術者がチャット形式で質問するとスムーズに回答が表示され、不明点を即座に自己解決できるようになりました。サポートチャットボットは年間で5000件以上の質問を自動応答し、結果として技術系システムに関する社内問い合わせを約50%削減することに成功しました。

 今後スズキでは、さまざまな技術系システムに関する内容をチャットボットに学習させることで、さらなる問い合わせ対応の効率化が見込まれています。ユーザーローカルはサポートチャットボットを通じて、今後もスズキのDXを支援してまいります。

写真1


■サポートチャットボットについて
 60億件を超えるSNS上の会話データの分析に基づく高度な自然言語処理技術と、テキスト解析の精度向上に特化した独自開発のAIを活用した、高品質な会話を実現するチャットボットサービスです。株式会社JTBや鎌倉市など数多くの企業や官公庁に導入されており、株式会社キタムラでは繁忙期にサポートチームの労働時間を400時間削減することに成功しています。

■株式会社ユーザーローカルについて
 株式会社ユーザーローカルは2019年に東証一部に上場(証券コード:3984)した技術ベンチャー企業です。「ビックデータ×人工知能で世界を進化させる」というビジョンのもと、数多くの企業や官公庁の業務効率化やマーケティングの支援を行っています。

・社名  株式会社ユーザーローカル
・所在地 東京都港区芝5-20-6
・代表者 代表取締役社長 伊藤将雄

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