スタッフサービスグループのテクノ・サービス、外国籍派遣スタッフからの問い合わせ対応としてユーザーローカルのAIチャットボットを採用
~英語・ポルトガル語に対応し、ウィズコロナにおいて非対面での就業サポートを強化~

 株式会社ユーザーローカル(東京都港区、代表取締役社長:伊藤将雄)は、人材総合サービスを展開するスタッフサービス・ホールディングスの100%子会社である株式会社テクノ・サービス(東京都千代田区、代表取締役社長:阪本耕治、以下:テクノ・サービス)の外国籍派遣スタッフからの問い合わせ対応効率化を目的として、人工知能(AI)を活用した自動応答システムであるサポートチャットボットを提供開始したことを発表します。

ユーザーローカル サポートチャットボット
URL: https://chatbot.userlocal.jp/

 製造業派遣をおこなうテクノ・サービスでは、日本の雇用慣行や就業ルールを正しく理解することが難しい外国籍派遣スタッフ向けに、専門サポート窓口として「グローバルコーディネートセンター」を設置して電話やメールで就業におけるサポートを行っています。しかし、製造業で働く外国籍スタッフは早朝や深夜に就業することもあり、24時間いつでも疑問を解決できる体制の構築が課題となっていました。

 そこでテクノ・サービスでは、人工知能(AI)を活用した自動応答システムである「サポートチャットボット」(写真1)を採用しました。「サポートチャットボット」は外国籍スタッフから寄せられる社会保険の加入方法、有休申請の方法などの質問に対して、独自AIを活用して適切な回答を表示することができます。

 チャットボット上の案内キャラクターには世界的にも馴染みがあり発音もしやすい「ナオミ(Naomi)」という名前をつけることで、親近感を持ってもらい気軽に質問できるような工夫をしています。導入開始時点では35種類の回答パターンをチャットボットに学習させており、英語とポルトガル語での対応が可能です。

 テクノ・サービスでは現在786人(21年2月時点)の外国籍派遣スタッフの就業数を、4年後をめどに2,000人まで拡大することを目標としています。そのため、今後はチャットボットが対応できる質問の種類を拡大するほか、対応言語に中国語も加える予定です。ユーザーローカルはサポートチャットボットを通じて今後もテクノ・サービスの就業サポート品質の向上を支援してまいります。

写真1


■サポートチャットボットについて
60億件を超えるSNS上の会話データの分析に基づく高度な自然言語処理技術と、テキスト解析の精度向上に特化した独自開発のAIを活用した、高品質な会話を実現するチャットボットサービスです。株式会社JTBや鎌倉市など数多くの企業や官公庁に導入されており、株式会社キタムラでは繁忙期にサポートチームの労働時間を400時間削減することに成功しています。


■株式会社ユーザーローカルについて
株式会社ユーザーローカルは2019年に東証一部に上場(証券コード:3984)した技術ベンチャー企業です。「ビックデータ×人工知能で世界を進化させる」というビジョンのもと、数多くの企業や官公庁の業務効率化やマーケティングの支援を行っています。
・社名  株式会社ユーザーローカル
・所在地 東京都港区芝5-20-6
・代表者 代表取締役社長 伊藤将雄

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