手書き文字認識AI (手書きOCR)のWebAPIを提供開始

 株式会社ユーザーローカル(東京都港区、代表取締役社長:伊藤将雄)は、手書き文字を含む画像からディープラーニングによって文字を読み取る「ユーザーローカル 手書き文字認識AI」を2021年6月28日から無償で提供開始します。この「ユーザーローカル 手書き文字認識AI」は日本語の手書き文字をAIによって認識し、テキストデータに変換できます(写真1写真2)。以下のURLにアクセスし、マウスで文字を書くことで読み取りができるかをすぐ試すことができます。

ユーザーローカル手書き文字認識AI
URL: https://ai-ocr.userlocal.jp/

 近年、業務効率改善やデータ活用のためにデジタル化を進める動き(DX)が活発になっています。DXに際して文書のデジタル化が必要ですが、手書き文字のOCR(光学文字認識)ではコストがかかるためデジタル化を妨げる要因となっていました。

 今回、ユーザーローカルは手書き文字に対応した文字認識AIを開発し無料提供します。この文字認識AIはひらがな、カタカナ、常用漢字、英字、記号といった手書き文字を認識可能です。これにより、WebAPIの資料どおりに実装することで、自社サービスに手書き文字の認識に対応したOCRを組み込むことが可能になります。

「ユーザーローカル手書き文字認識AI」の3つの特徴
(1) 無料で利用可能
 高度なディープラーニング技術によるOCR AIを誰でも無料で利用できます。
(2) くずし時・略字にも対応
 手書き特有のくずし字、略字のような文字でもAIが認識します。
(3) WebAPIで手軽にシステムに組み込み
 Web APIでの提供のため、自社システムに文字認識機能を組み込むことが可能です。

「ユーザーローカル手書き文字認識AI」の応用例
・通信・インフラ(インターネット回線、電気、ガス、水道)
各種利用申込書や届出の書面の読み取りを効率化します。

・行政
各種住民手続きや申請書類などの膨大な手書き書類の読み取り・データ化を効率化し、生産性を向上します。

・金融
口座開設、口座振替依頼書、振込依頼書、カード等の利用申込書など手書き書類のデータ化の手間を大幅に削減します。

・医療
問診票や診断書、研究施設における各種手書き資料のデータ入力作業を大幅に効率化します。

・教育
試験の答案や各種手書きの書面をデジタル化して生産性を向上します。

・企業のバックオフィスやCSR部門
社内での各種申請書や届出書、さらに顧客アンケート等も手早くデジタル化して、生産性の向上とデータの利活用を推進します。

写真1

写真2


■株式会社ユーザーローカルについて
株式会社ユーザーローカルは2019年に東証一部に上場(証券コード:3984)した技術ベンチャー企業です。「ビックデータ×人工知能で世界を進化させる」というビジョンのもと、数多くの企業や官公庁の業務効率化やマーケティングの支援を行っています。
・社名  株式会社ユーザーローカル
・所在地 東京都港区芝5-20-6
・代表者 代表取締役社長 伊藤将雄

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