株式会社ユーザーローカル(東京都品川区、代表取締役社長:伊藤将雄)は、愛知県と愛知県図書館、トーテックアメニティ株式会社(愛知県名古屋市、代表取締役社長:坂井幸治、以下:トーテックアメニティ)が「AICHI X TECH(アイチクロステック)」の一環で実施するチャットボットの実証実験に、人工知能(AI)を活用した自動応答システムであるサポートチャットボット(写真1)を提供開始したことを発表します。「AICHI X TECH(アイチクロステック)」とは、愛知県と企業等との連携で、県庁内の各所属が抱える行政課題をICTを活用しその解決を目指す事業です。
ユーザーローカル サポートチャットボット
URL : https://chatbot.userlocal.jp/
愛知県図書館公式サイト
URL:https://www.aichi-pref-library.jp/
トーテックアメニティ株式会社
URL:https://www.totec.jp/
アイチクロステックについて
URL:https://aichixtech.jp/
知事会見:https://www.pref.aichi.jp/press-release/20220909aichixtech.html
年間入館者数が40万人を超える愛知県図書館では、これまでオンライン利用登録申請や利用カードのスマートフォン表示への対応など先進的な取り組みを実施してきました。
今回のチャットボット実証実験では、県内の図書館横断検索システムでも活躍している象のキャラクター「あいぞうくん」(写真2)が、「利用カードの住所変更をしたい」「貸出期間を知りたい」といった図書館を利用する際に生じる疑問に答えたり、「資料の探し方」や「(児童向けの)おはなし会の予定は?」といった図書館をより活用できるような情報も発信します。
チャットボットは24時間365日いつでも応答可能なため、図書館の開館時間外でも受付可能な問い合わせ窓口が創出されることで、利用者にとって必要な情報にアクセスしやすくなることが期待できるほか、図書館やサイトに対する利用者の生の声を収集できることで、今後のサービス改善にも活かすことできます。
【実証実験の概要】
図書館の利用方法等に関する問い合わせに対して、チャットボットによる自動応答サービスを提供します。利用者は図書館の公式サイト上で利用することができます。
この実証実験は、愛知県図書館と、自治体や図書館、公共施設へITソリューションの提供・導入支援を行っているトーテックアメニティが、ユーザーローカルが提供するAIチャットボットシステム「サポートチャットボット」を利用し実施するものです。
・実証実験の実施期間
令和4年11月~令和5年1月(3ヶ月間)
・利用者のアクセス方法
公式サイト:愛知県図書館公式サイト( https://www.aichi-pref-library.jp/ )
・チャットボットが提供する情報の範囲
図書館の利用に関する情報(施設の利用や本の貸し出しに関する情報等)を中心に、図書館の活用方法に関する情報(資料の探し方や各種イベントの案内等)についての情報も一部含まれます。
写真1
写真2
■サポートチャットボットについて
60億件を超えるSNS上の会話データの分析に基づく高度な自然言語処理技術と、テキスト解析の精度向上に特化した独自開発のAIを活用した、高品質な会話を実現するチャットボットサービスです。株式会社JTBや厚生労働省など数多くの企業や官公庁に導入されており、株式会社ハンズではユーザーからの問い合わせを50%以上削減することに成功しています。
■株式会社ユーザーローカルについて
株式会社ユーザーローカル(東証プライム、証券コード:3984)は「ビッグデータ×人工知能で世界を進化させる」というビジョンのもと、数多くの企業や官公庁の業務効率化やマーケティング支援を行う技術ベンチャー企業です。
・社名 株式会社ユーザーローカル
・所在地 東京都品川区大崎2-11-1 大崎ウィズタワー4F
・代表者 代表取締役社長 伊藤将雄