タカノ株式会社に法人向けChatGPTサービス「ユーザーローカル ChatAI」の提供を開始
~タカノ専用のChatGPT利用環境を構築~

 株式会社ユーザーローカル(東京都品川区、代表取締役社長:伊藤将雄)は、タカノ株式会社(長野県上伊那郡宮田村、代表取締役社長:鷹野準)に、自社内で簡単かつ安全にChatGPTなど生成AIを利用できるツール「ユーザーローカルChatAI」(写真1)のサービス提供を開始しました。

 タカノは、ばねの製造に始まり、オフィス家具、エクステリア製品を開発するメーカーです。先進のエレクトロニクス製品、さらには医療・福祉関連製品、臨床検査薬へとタカノは次々に新分野への参入を実現し、つねに新しい製品の開発をしています。今回の「ユーザーローカル ChatAI」の導入により、タカノ社内では、社員が利用したデータが、AIの学習に利用されない安全な形でChatGPTを利用することができ、また自社データと連携をしてChatGPTを利用できる、タカノ専用のChatGPT環境を構築することができました。

■経営企画本部 ネットワーク部 生成AI導入・推進担当者のコメント
 昨年11月、労働生産性の向上とITリテラシーの強化を目的とし、社内に生成AIの導入が決まりました。導入に際しては、セキュリティを考慮した安心・安全に利用できるためのサービス選びが重要でした。とくに「ユーザーが入力した内容が学習データとして利用されない」というプライバシー保護の点が重視されました。さらに、従業員がサービスを継続利用するためには使い勝手も大きな要因となります。実際に試験運用させていただき、導入を決定させていただきました。

 利用者の満足度も高く、月間平均利用率が60%を超える利用率を維持しています。導入後は、初めて生成AIを使用する方向けにワークショップを定期的に開催し、使い方や事例の紹介を行ってきています。今年4月以降は、利用者の作業効率の改善時間の検証を行っていく予定です。検証結果に基づいて更なる改善策を講じることで、生産性を最大化するための取り組みを続けてまいります。

 ユーザーローカルはChatAIを通じて、今後もタカノ株式会社のChatGPT活用を支援してまいります。

写真1 「ユーザーローカル ChatAI」のイメージ


■「ユーザーローカル ChatAI」 について

URL : https://chat-ai.userlocal.jp/

 「ユーザーローカル ChatAI」 は、ChatGPTを企業内で安全に利用でき、社内ファイルなどの自社データに対してもチャット形式で回答することができる生成AIプラットフォームです。

ChatGPTなどの生成AIが急速に普及する中で、各企業においても、業務でChatGPTなどの生成AIを活用することで、既存の業務の効率化や品質を向上できるような事例が続々と出てきております。一方で、企業内でChatGPTを利用する場合には、社員が利用したデータがAIの学習に利用されてしまうセキュリティ面の問題や、一般的な情報ではなく、企業独自のデータと連携することで、より個社に合った回答を生成させたいなどの課題がありました。

 そこで、本サービスでは、社員が利用したデータがAIの学習には利用されない安全な環境でChatGPTを利用ができ、また社内ファイルをアップロードすることで、自社データとChatGPTを連携してより実務的に利用が可能にしております。

■タカノ株式会社について
 タカノ株式会社(東証スタンダード、証券コード:7885)は、事務用椅子、その他椅子等のオフィス家具、ばね、エクステリア製品、エレクトロニクス関連製品 (画像処理検査装置、電磁アクチュエータ)、医療・福祉機器の製造ならびに販売しています。

・社名 タカノ株式会社
・所在地 長野県上伊那郡宮田村137
・代表者 代表取締役社長 鷹野 準

■株式会社ユーザーローカルについて
 株式会社ユーザーローカル(東証プライム、証券コード:3984)は「ビッグデータ×人工知能で世界を進化させる」というビジョンのもと、数多くの企業や官公庁の業務効率化やマーケティング支援を行う技術ベンチャー企業です。

・社名  株式会社ユーザーローカル
・所在地 東京都品川区大崎2-11-1 大崎ウィズタワー4F
・代表者 代表取締役社長 伊藤将雄

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