株式会社ユーザーローカル(東京都港区、代表取締役社長:伊藤 将雄)は、大手化粧品メーカーの株式会社アルビオン(東京都中央区、代表取締役社長:小林 章一、以下:アルビオン)に対して、自社内で簡単かつ安全にChatGPTなど生成AIを利用できる「ユーザーローカルChatAI」(写真1)を提供開始したことを発表します。
アルビオンでは、生成AI活用を進める中で、展開方法やセキュリティ面に課題を感じておりました。そこで、安心してかつ使いやすい環境を整えるため「ユーザーローカル ChatAI」導入を決定しました。同社では、人事、経理、法務、情シス、社長室、営業系部署、海外営業、研究など幅広い部門で利用を開始しています。今後は工場部門やその他の営業部門への展開も視野に入れ、約1,000名の従業員がセキュアな環境下で生成AIを活用し、業務効率化を実現することを目指しています。
■アルビオン担当者のコメント
高級化粧品ブランドとして品質とデザインにこだわりを持ち続けている当社では、業務プロセスの効率化と今後のさらなるクリエイティブ業務の支援が求められています。今回「ユーザーローカル ChatAI」を導入し、化粧品の研究開発におけるリサーチ、商品説明文やキャッチコピーのアイディア出し、新商品・キャンペーンの企画の壁打ち、海外展開時の翻訳、議事録作成など幅広い業務で生成AI活用を推進し、業務改善に取り組んでいきます。セキュリティ面での信頼性を確保しつつ、高精度なRAG機能による社内データを活用した最適な回答生成環境の構築が、当社の業務革新に大きく貢献するものと考えております。
ユーザーローカルは「ユーザーローカル ChatAI」を通じて、今後もアルビオンの生成AI活用を支援してまいります。
写真1
■「ユーザーローカル ChatAI」 について
URL : https://chat-ai.userlocal.jp/
「ユーザーローカル ChatAI」 は、生成AIを企業内で安全に利用でき、社内ファイルなどの自社データに対してもチャット形式で回答することができる生成AIプラットフォームです。
ChatGPTなどの生成AIが急速に普及する中で、各企業においても、業務でChatGPTなどの生成AIを活用することで、既存の業務の効率化や品質を向上できるような事例が続々と出てきております。一方で、企業内で生成AIを利用する場合には、社員が利用したデータがAIの学習に利用されてしまうセキュリティ面の問題や、一般的な情報に加え、企業独自のデータと連携することで、より個社に合った回答を生成させたいなどの課題がありました。
そこで、本サービスでは、社員が利用したデータがAIの学習には利用されない安全な環境で生成AIを利用でき、また社内ファイルをアップロードすることで、自社データと生成AIを連携してより実務的な利用を可能にしております。
■株式会社ユーザーローカルについて
株式会社ユーザーローカル(東証プライム、証券コード:3984)は「ビッグデータ×人工知能で世界を進化させる」というビジョンのもと、数多くの企業や官公庁の業務効率化やマーケティング支援を行う技術ベンチャー企業です。
・社名:株式会社ユーザーローカル
・所在地:東京都港区芝浦3-1-21
・代表者:代表取締役社長 伊藤 将雄
■株式会社アルビオンについて
株式会社アルビオンは、1956年に創業した日本の高級化粧品メーカーで、創業以来「高級品」という理念を堅持しながら、スキンケア、メイクアップ、フレグランス、ヘアケアなど品質とデザインにこだわった幅広い化粧品を展開している企業です。
・社名 :株式会社アルビオン
・所在地:東京都中央区京橋1-12-2
・代表者:代表取締役社長 小林 章一