株式会社ユーザーローカル(東京都港区、代表取締役社長:伊藤 将雄)は、株式会社ジェイアール西日本ホテル開発(京都府京都市下京区、代表取締役 坪根 英慈)が展開するJR西日本ホテルズに対して、自社内で簡単かつ安全にChatGPTなど生成AIを利用できる法人向け生成AIサービス「ユーザーローカル ChatAI」の導入を開始しました(写真1)。
■株式会社ジェイアール西日本ホテル開発 担当者のコメント
JR西日本ホテルズは、5ブランド13ホテルを展開しています。お客様のニーズに寄り添ったより付加価値の高いおもてなしの実現と、バック部門の業務効率化を目指し、生成AIの活用を検討していました。複数のツールを比較検討した結果、セキュリティ面での信頼性と、複数の生成AIモデルが利用できる点から、「ユーザーローカル ChatAI」の導入を決定しました。
現在、同社ではチェーン本部および各ホテルの営業企画部門を中心にプロジェクトチームを立ち上げ、全社的に生成AIの活用を推進しています。
具体的には、下記のような活用方法で生成AIの社内展開を図っています。
・営業企画部門:
事業アイデアのブレインストーミングによる企画内容の精度向上のほか、契約書等の各種資料の作成や議事録の要約、翻訳業務、アンケート結果分析など多角的に活用
・広報部門:
プレスリリースやSNS配信文の添削、文章校正などに活用し、業務の効率化と質の向上を実現
・管理部門
ドキュメント機能活用による社内規程をはじめとした社内データ検索の効率化
今後はサービス部門において、ChatAIの活用を通じた迅速な情報提供や多言語対応など、より付加価値の高い接客を実現し、顧客満足度の向上と更なる事業成長を目指します。(株式会社ジェイアール西日本ホテル開発 営業戦略部 出口 聰氏)
ユーザーローカルは、今後もジェイアール西日本ホテル開発の生成AI活用を支援してまいります。
写真1
■「ユーザーローカル ChatAI」 について
URL : https://chat-ai.userlocal.jp/
「ユーザーローカル ChatAI」 は、生成AIを企業内で安全に利用でき、社内ファイルなどの自社データに対してもチャット形式で回答することができる生成AIプラットフォームです。
ChatGPTなどの生成AIが急速に普及する中で、各企業においても、業務でChatGPTなどの生成AIを活用することで、既存の業務の効率化や品質を向上できるような事例が続々と出てきております。一方で、企業内で生成AIを利用する場合には、社員が利用したデータがAIの学習に利用されてしまうセキュリティ面の問題や、一般的な情報ではなく、企業独自のデータと連携することで、より個社に合った回答を生成させたいなどの課題がありました。
そこで、本サービスでは、社員が利用したデータがAIの学習には利用されない安全な環境で生成AIを利用でき、また社内ファイルをアップロードすることで、自社データと生成AIを連携してより実務的な利用を可能にしております。
■株式会社ユーザーローカルについて
株式会社ユーザーローカル(東証プライム、証券コード:3984)は「ビッグデータ×人工知能で世界を進化させる」というビジョンのもと、数多くの企業や官公庁の業務効率化やマーケティング支援を行う技術ベンチャー企業です。
・社名:株式会社ユーザーローカル
・所在地:東京都港区芝浦3-1-21
・代表者:代表取締役社長 伊藤 将雄
■株式会社ジェイアール西日本ホテル開発について
株式会社ジェイアール西日本ホテル開発は、JR西日本グループのホテル事業を担う企業で、JR西日本ホテルズの統括会社として、西日本エリアを中心に「ホテルグランヴィア」「ホテルヴィスキオ」「奈良ホテル」などの5ブランド、13ホテル(4,422室)を展開しています。主要駅に直結・隣接した立地を活かし、「この街いちばんの笑顔で寄り添いたい」をコンセプトに、高い利便性と質の高いサービスを提供している企業です。
・社名 :株式会社ジェイアール西日本ホテル開発
・所在地:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル JR京都駅中央口
・代表者:代表取締役社長 坪根 英慈