株式会社ユーザーローカル(東京都港区、代表取締役社長:伊藤 将雄)は、イオン株式会社(千葉県千葉市、取締役 代表執行役社長:吉田 昭夫)に、簡単かつ安全にChatGPTなど複数の生成AIを活用できる法人向けプラットフォーム「ユーザーローカル ChatAI」を提供開始したことを発表します(写真1)。
「ユーザーローカル ChatAI」の導入によって、初心者でも使いやすい形でイオングループ各社での生成AI活用が進んでいます。具体的には、各店舗から発信される販売促進物のチェック業務や、社内の問い合わせ回答作成など、本社から店舗まで広く利用が進んでいます。
■イオン 担当者のコメント
イオングループは、約300の連結子会社などで構成(2025年2月末日時点)され、グループ全体で生成AIの活用を進めています。その中で「生成AIを単なるシステム導入ではなく、自分ごととして捉え、身の回りの課題解決に向けてデジタルを活用する文化づくり」をミッションとして活動するのが、イオンデジタルアカデミーです。
イオンデジタルアカデミーが中心となり、現場の社員が安心して使える生成AIツールは何かと検討した結果、そのひとつの解として、ユーザーローカル社が提供するChatAIにたどり着きました。ChatAIは、強固なセキュリティ対策に加え、直感的で分かりやすいUIUX、社内でアップロードした資料やファイルをもとに回答できるRAG(検索拡張生成)機能、利用回数にかかわらず固定料金で使用できる点などが特徴です。生成AIに詳しくない社員でも使いやすいため、グループ各社へも安心して推進できると感じています。2025年11月時点では、グループ15社以上でChatAIが展開されており、それぞれの会社で活用が広がっています。
写真1
■「ユーザーローカル ChatAI」 について
URL : https://chat-ai.userlocal.jp/
「ユーザーローカル ChatAI」 は、生成AIを企業内で安全に利用でき、社内ファイルなどの自社データに対してもチャット形式で回答することができる生成AIプラットフォームです。
ChatGPTなどの生成AIが急速に普及する中で、各企業においても、業務でChatGPTなどの生成AIを活用することで、既存の業務の効率化や品質を向上できるような事例が続々と出てきております。一方で、企業内で生成AIを利用する場合には、社員が利用したデータがAIの学習に利用されてしまうセキュリティ面の問題や、一般的な情報に加え、企業独自のデータと連携することで、より個社に合った回答を生成させたいなどの課題がありました。
そこで、本サービスでは、社員が利用したデータがAIの学習には利用されない安全な環境で生成AIを利用でき、また社内ファイルをアップロードすることで、自社データと生成AIを連携してより実務的な利用を可能にしております。
■株式会社ユーザーローカルについて
株式会社ユーザーローカル(東証プライム、証券コード:3984)は「ビッグデータ×人工知能で世界を進化させる」というビジョンのもと、数多くの企業や官公庁の業務効率化やマーケティング支援を行う技術ベンチャー企業です。
・社名:株式会社ユーザーローカル
・所在地:東京都港区芝浦3-1-21
・代表者:代表取締役社長 伊藤 将雄
■イオン株式会社について
イオン株式会社は、小売業にとどまらず、ディベロッパーや金融、サービスなど幅広い領域に事業を展開し、それぞれが高いシナジーを創出しています。約300社の連結子会社などで構成(2025年2月末日時点)され、約60万人のグループ従業員を擁しています。
・社名:イオン株式会社
・所在地:千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1
・代表者:取締役 代表執行役社長 吉田 昭夫