株式会社ユーザーローカル

プレスリリース

アクセス解析ツールUser Insight、スマートフォン・タブレット向けサイトのユーザー行動可視化に対応
~ User Insightの新版バージョン3.0を提供開始 ~


 株式会社ユーザーローカル(東京都目黒区、代表取締役社長:伊藤将雄)は、2013年8月12日、アクセス解析ツール「User Insight」( http://ui.userlocal.jp/ )の最新バージョン(3.0)提供を開始します(写真1)。これまでPCサイト向けのみ対応していたユーザー行動可視化機能(ヒートマップ)を、今回、スマートフォンとタブレット端末にも対応(写真2)しました。

 訪問者がスマフォでサイトのどこをタップしたのかや、どこを読んでいたかをサーモグラフィ風に可視化します。今のウェブ担当者の大きな課題である、スマートデバイス向けウェブサイトのUI設計・改善を強力に支援します。


 新バージョンである3.0の特徴は、(1)ヒートマップのスマートフォン、タブレット対応、(2)グロースハック(顧客分析機能の強化、RFM分析など)、(3)複数デバイス間でのユーザー行動分析、です。解析対象となるのは、PC向けサイト、スマートフォンおよびタブレット向けサイト、iモードなどいわゆるガラケー向けサイトです。各種端末からのアクセスを、詳細かつリアルタイムに分析できるように開発されています。

User Insight バージョン3.0の特徴的な新機能
1. スマートフォン、タブレットに対応したヒートマップ分析

iPhone、Androidといったスマートフォン、iPadなどのタブレットやパソコンから、Webページをどのように見たか、どこをクリック、タップしたのかをヒートマップで表示します(写真1)。また、個別のユーザーごとのマウス操作やスクロール操作、タップやスワイプの動きを見ることもできるようになりました(写真2)。

2. 顧客分析支援

サイトを成長させるためのサイト最適化(グロースハック)のために顧客分析機能を強化。ユーザーを利用頻度に応じて自動分類するRFM分析に対応しました。RFM分析とは顧客の購買行動を「最近いつ訪問したか(Recency)」「どのぐらい訪問しているか(Frequency)」「累計購入金額(Monetary)」という、3つの指標をもとに顧客をグルーピングし、優良顧客を育てていくための分析手法です。

3. マルチデバイス横断のユーザー行動分析

スマートデバイスが普及したことで、一人のユーザーが同一サイトを、PC、タブレット、スマフォ横断で閲覧するようになってきています。このため、ウェブ担当者は、デバイス間でユーザーがどう行き来しているかを調査する必要があります。バージョン3.0では、ある顧客IDのユーザーが、スマフォで広告をクリックし、PCで購入した、といったケースも追跡可能になりました。

 これらのほかにも、大幅な高速化(前バージョンの3倍以上)や、ビッグデータ対応(数億ページビュー規模のサイトに対応)、リアルタイム機能の強化など、大幅に機能向上しています。

提供開始日
2013年8月12日

利用料金
月額5万円(税別)~

前バージョンからの移行
User Insight前バージョンを利用中の場合、User Insightバージョン3.0に設定などが自動で引き継がれます。バージョンアップ費用はかかりません。


写真1 User Insightの管理画面


写真2 スマートフォン・タブレット向けサイトのどこが読まれたかをヒートマップで可視化



ユーザーローカルについて
 株式会社ユーザーローカルは、早稲田大学の研究をもとに生まれたビッグデータ分析に特化したベンチャー企業です。アクセス解析ツールUser Insight( http://ui.userlocal.jp/ )のほか、ソーシャルメディア解析ツール( http://social.userlocal.jp/ )などを提供しています。国内20万サイト以上への無料解析ツール、国内トップクラス400社以上への商用アクセス解析ツールの導入実績があり、月間70億PVのデータを分析しています。

・社名  株式会社ユーザーローカル
・所在地 東京都目黒区目黒1-4-16
・代表者 代表取締役社長 伊藤将雄

本件に対する資料

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