株式会社ユーザーローカル

プレスリリース

商船三井が人事部のバーチャル新人スタッフとしてユーザーローカルの人工知能チャットボットを採用
~社員からの問い合わせにAIチャットボットが自動応対~

 株式会社ユーザーローカル(東京都港区、代表取締役社長:伊藤将雄、以下ユーザーローカル)は、株式会社商船三井(東京都港区、代表取締役社長:池田潤一郎、以下商船三井)の社内における問い合わせ対応業務の自動化を目的として、人工知能を活用した自動応答システム「サポートチャットボット(https://ai.userlocal.jp/)」を提供開始したことを発表します。

 今回の取り組みでは、AIチャットボット(写真1)が、「出張旅費の上限は?」や「育休を取得するにはどうすればいいの?」といった社員からの質問に自動対応することで、人事部門の業務効率化を推進します。

【取り組みの背景と概要】
 商船三井の人事部では、年末調整や健康診断等の年中行事の際に社員からの問い合わせが増加し、また、転居や結婚などライフイベントごとに各社員から定型的な質問が多く寄せられています。そうした問い合わせにAIチャットボットが自動応答することで、人事部門の業務効率化を目指します。

 また、問い合わせる社員側は、誰に質問すべきなのかわからないことや、対面では聞きづらいことであっても、AIチャットボットにいつでも気軽に質問できるというメリットが期待できます。

【商船三井 人事部のコメント】
「人事関連の問い合わせにAIチャットボットを試験導入しました。回答が早く、知りたいことがすぐにわかると部内でも好評です。今後全社に展開していきますが、時間を問わず、社内でも自宅でも、どこでも使いたいところで使えるのは、社員にとっても利点だろうと思います。
 今回、AIチャットボットを導入する作業を通じて、ベテラン社員のノウハウを見える化し、人事部内で共有することに挑戦しています。人事部側のオペレーション業務の標準化と属人的だった知識の蓄積に繋がることも期待できます。業務オペレーションを人から人ではなく、今後は人からロボットに引き継ぎ、蓄積していこうと考えています。
 一方、まずは導入することを念頭に置いてスタートしているため、準備段階で完璧に仕上げることはできず、まだまだFAQや回答の精度を充実させていく必要があります。FAQの充実には社員に積極的にチャットボットを活用してもらうことが欠かせません。親近感を持って活用してもらうために、積極的に社内での認知を広げ、社員みんなでボットを一人前の人事担当者に育てていきたいと思います。」

【業務自動化の実施方法】
 商船三井の社内ポータルサイト内にある人事部のページに、AIチャットボットのチャットウインドウを設置し、社員からの問い合わせに自動で応答します。

【自動化の対象となる業務範囲】
 就業規則・人事制度・休暇等に関する人事部への問い合わせ対応から開始し、対象範囲を順次拡大する予定です。

写真1


【サポートチャットボットについて】
 60億件を超えるSNS上の会話データの分析に基づく高度な自然言語処理技術と、テキスト解析の精度向上に特化した独自開発のAIを活用していることで、高品質な会話を実現します。ユーザーサポート業務に特化したAIチャットボットとして、業界最安値水準の低価格で提供しています。
URL : https://ai.userlocal.jp/

株式会社ユーザーローカルについて
・人工知能・ビッグデータ分析に特化した技術ベンチャー企業。2017年東証マザーズ上場(証券コード:3984)。
・社名  株式会社ユーザーローカル
・所在地 東京都港区芝5-20-6
・代表者 代表取締役社長 伊藤将雄

本件に対するお問い合わせ
https://www.userlocal.jp/contact/